ジョン・フォード関連で

nostalji2013-12-08

ビデオに録画保存していた『インディ・ジョーンズ若き日の大冒険/ハリウッドの愚者たち』(1994年/監督:マイケル・シュルツ)を再見。若きインディ・ジョーンズの活躍を描いたテレビシリーズの1エピソードです。大学で考古学を学んでいるインディ(ジョーン・パトリック・フラナリー)は、夏休みを利用して学資を稼ぐために友人の紹介でユニバーサル社長のレムリに会います。レムリからエリッヒ・フォン・シュトロハイム(ダナ・グラッドストーン)が撮影している「愚なる妻」を10日以内に完成させるよう依頼されるのね。ハリウッドのユニバーサルスタジオに着いたインディはレムリからの伝言を伝えますがシュトロハイム聞く耳持たずです。脚本家のクレア(アリソン・スミス)や映画製作は監督主導でなくプロデューサー主導という考えを持っている社長の個人秘書アービング・タルバーグ(ビル・キューザック)の協力を得て、完成のための策略をいろいろ行いますが結局失敗。クビになったインディは撮影所で知りあったジャック・フォード(スティーブン・キャフリー)の助手となり、彼の最初の長編西部劇「誉の名手」の撮影を手伝います。映画の筋書きをハリー・ケリー(J・D・ヒントン)と相談したり、リアルな決闘シーンを演出するためにワイアット・アープ(レオ・ゴードン)にアドバイスを求めたりと、西部劇ファンにとって嬉しくなるようなシーンが満載です。冒険アクション中心の従来のインディ・ジョーンズとは趣が異なりますが、映画史に興味を持っている人には楽しめま〜す。
画像は、若きインディ・ジョーンズのジョーン・パトリック・フラナリー。