ドラマで知った

nostalji2013-12-16

昨夜は『八重の桜』の最終回を観る。ここ数年、新作時代劇がめっきり減ったのでNHK大河はしっかり観るようになりました。会津の武士(架空の人物)が幕末・維新を生き抜く『八重の桜』と同時代を描いた菅原文太が主演した『獅子の時代』(1980年の大河)は殆ど観ていないのにね。
幕末の会津といえば白虎隊ばかりが注目され、それに関連して会津の悲劇が語られることが多く、悲劇の対象でない山本八重の話が出てくることはありませんでした。ドラマ化されて初めて八重のことを私は知ったんですよ。小説みたいな波瀾万丈な生涯ですね。これまで話題にならなかったのが不思議です。写真も資料もたくさん残っているのにね。
でもって最終回ですが、主人公の死をもって終わるパターンが多いのですが、空に向けて号砲一発、未来に向けて“いつの日も花は咲く”という終わり方はよかったです。綾瀬はるかの感情表現は一本調子で演技的には今イチでしたが、スペンサー銃の扱い方が様になっていて私としてはお気に入りで〜す。