抜き射ちでなく早射ちだった

nostalji2014-02-11

録画していた『拳銃無頼帖・不敵に笑う男』(1960年・日活/監督:野口博志)を再見。だいぶ以前(40年以上前)にテレビで観て以来です。刑務所に入っていた早射ちの竜(赤木圭一郎)が恋人と暮らすために金沢に戻ってきますが恋人は事故死しており、対立するギャング組織の抗争に巻きこまれて、両組織を壊滅させる物語ね。
竜は恋人の妹(笹森礼子)が元ボス(二本柳寛)の組から嫌がらせ受けているのを知って、彼女の安全を条件に元ボスの用心棒になります。対立する組(藤村有弘)にはコルトの謙(宍戸錠)が雇われていて、竜と拳銃勝負を願望しているのね。列車の中での出会いから、宍戸錠の存在感が際立っています。男の勝負にこだわり、しばしば竜を助け、竜の恋人を殺したのが元ボスだとわかると、竜に協力してギャングたちをやっつけ、竜の代わりに自首します。どちらが主役か、わからな〜い。