ユニークなホームズ

nostalji2014-04-06

現代版シャーロック・ホームズがニューヨークで活躍する海外ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY(シーズン1)』の最終回を観る。スコットランドヤードの捜査顧問をしていたホームズ(ジョニー・リー・ミラー)が、恋人のアイリーンをモリアーティに殺されて薬物依存症になり、資産家の父親によってアメリカに送られてリハビリを命じられ、その監視役として元外科医のジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)が同居します。ホームズはニューヨーク市警の知人グレッグソン警部(エイダン・クイン)の捜査を手伝うことになり、様々な凶悪事件を解決していく1話完結のミステリーです。監視役だったワトソンもホームズの薬物依存が治り、途中からホームズの探偵助手となって彼の捜査をバックアップしていきます。シーズンのラスト3回は、殺されたと思っていたアイリーン(ナタリー・ドーマー)が生きていて、モリアーティとの対決ね。姿を現さなかったモリアーティの正体もわかります。
ワトソンが女というアイデア(ワトソンの孫娘がボストンで私立探偵をしていて、冷凍保存から甦ったホームズと活躍)は過去にもありましたが、奇をてらったものでなく、ドイルの元ネタを現代風に大胆にアレンジした内容は、ホームズ好きの私としては大いに楽しめました。シーズン2が楽しみです。
現代版ホームズといえば、『SHERLOCK3』が5月に放送されますね。ホームズ役のベネディクト・カンパーパッチと、ワトソン役のマーティン・フリーマンが今やビッグネームになり、これが最終シーズンとなるようです。残念!