初めて知ったカードゲーム

nostalji2014-09-08

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#23「モンタナの赤犬」を観る。町の通りで倒れた老人(ポール・フィックス)を二人組はその場にいた男(ロリー・カルホーン)たちと葬儀屋に運びます。ちょうど居合わせた医者(ジャック・ケリー)の診たては、病状は深刻で先は長くないとのこと。老人は皆に砂金の場所を教えて気を失います。それを聞いた面々は山へ出かけて砂金集めね。それぞれ、砂金集めに没頭しますが、二人組が採掘して隠していた砂金が盗まれるんですな。折しも、山は雪で閉ざされ、医者が盗んだと推理した二人は、“モンタナの赤犬”というゲームに誘って金をまきあげますが……
カードゲームには詳しいつもりでしたが、“モンタナの赤犬”は初めて知るゲームでした。プレイヤーに5枚の手札が配られ、ディーラーが出した札・♡5とすれば、♡5よりも大きくてプレイヤーの中で1番大きい♡札を持っていた人だけが懸金を受け取れます。懸金は場に積まれて金額まで懸けることができます。場に千ドルあれば千ドルまで懸けて勝てば総取りにできます。負ければ千ドルは場に積まれて次の勝負へ。100ドルしか懸けなければ100ドルしか受け取れないので、残金はどんどん膨れ上がっていく傾向になります。出した札は場にさらされ、残り札から補充して手札は常に5枚ね。残り札がなくなれば、配り直しです。残り札が少なくなった時が、場にさらされたカードから読みと勘を働かせて大きく懸けて総取りするチャンス。
画像は、ジャック・ケリー。『マーベリック』では、ジェームズ・ガーナーの弟役でポーカーの名人でしたが、本エピソードではカモられる役ね。