出演者変更で継続

nostalji2014-09-14

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#34「20万ドルの火遊び」を観る。ピート・デュエルがシーズン途中で拳銃自殺し、ハンニバル・ヘイズはロジャー・デイビスに変わりました。降板によるキャラ変更(例えば、『ガンスモーク』で保安官助手がチェスター(デニス・ウィーバー)からフェスタス(ケン・カーチス)に変更)はよくありますが、主要出演者が亡くなって俳優が変わるのは滅多にないことです。私が知っているのは『渡る世間は鬼ばかり』で藤岡琢也から宇津井健に変わったことくらいかな。宇津井健も亡くなり、今後も継続するかは別の話。病気による降板では、NHK大河『勝海舟』で渡哲也から松方弘樹に変わったのが印象に残っています。
でもって、「20万ドルの火遊び」ですが、ひょんなことから20万ドルのニセ札を拾った二人組が、その金を見せ金にして、大牧場主が集まるポーカー大会に参加。ボロ儲けをしているところへ“地獄の穴”一味が襲ってきたから、さあ大変。銀行家にはニセ札を見破られて脅されるし、保安官には強盗の手引きを疑われるしで、如何やってこの危難から逃れるかが見ものです。
ロジャー・デイビスは、悪役で出演した#19「笑って死ね」で見せたバート・ランカスターばりに白い歯を見せてニンマリ笑うのが特長。ピート・デュエルの笑顔を見慣れていたせいか、ロジャー・デイビスには違和感を持ちました。ストーリー的にはこれまでの路線と同じなのですが、ロジャー・デイビスのヘイズはしっくりきません。これも慣れればそうでないのかな。牧場主役でチル・ウィルス、保安官役でロッド・キャメロンが出演。