ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ヤングライダーズ』の＃１８「バックの恋人」と＃１９「わが名はブルドック」を再見
「バックの恋人」は、スイートウォーターの町ができてから１０周年の記念カーニバルでバックは銀行家デブリンの娘キャサリン（アリス・アデル）と知りあいます。バックはキャサリンに恋をし、キャサリンもバックに興味をもつのね。デブリンはキャサリンを部下のモーガンと結婚させようとしてますが、キャサリンは野卑なモーガンが大嫌い。モーガンは土地買収におけるデブリンの汚い仕事をしており、デブリンの後釜を狙っています。モーガンはバックをリンチし、キャサリンから遠ざけようとしますが……
リンチした相手を首だけだして生埋めにし周りに毒蜘蛛を、逆さ吊りにして下にガラガラ蛇を置いて仕返しするのはインディアンとの混血のバックらしくてグッド。デブリンを殺そうとするモーガンをナイフ投げで倒すのもね。キャサリンはバックを愛しておらず、モーガンと対抗するために利用しただけというラストは苦い結末でした。
画像は、バック役のグレッグ・レインウォーター。冒頭の競馬シーンやキャサリンとのデートシーンでの乗馬は見せてくれます。銃だけでなく、ナイフや弓矢がうまく、追跡の達人。もっと活躍するエピソードがあってもいいんですがねェ。
「わが名はブルドッグ」は、ライダーになりたいというポニー・エキスプレスの社長の甥アンブローズ（フィッシャー・スティーブンス）がスイートウォーターにやって来ます。会社は新ルートの説明に彼をよこしたのですが、そのルートがスー族の土地を通るためティースプーンたちは大反対。アンブローズも反対の立場をとりますが、会社の重役がライダーたちをクビにして無理やり新ルートを使うことに決め……
ダイムノベルを読んでジミーにあこがれていたアンブローズがジミーに馬鹿にされ、拳闘の試合を挑んでジミーに何度もダウンさせられるんですが、その都度立ち上がり、そのしつこさに付いたあだ名がブルドックね。アンブローズとライダーたちに友情が芽生えるのですが、新ルートを阻止するライダーと重役が雇ったガンマンとの銃撃戦で、ジミーを庇ってアンブローズは死にます。主人公となるレギュラーはおらず、アンブローズ中心のドラマで〜す。
