知った顔が多くて

nostalji2015-03-25

テレビ西部劇『ララミー牧場』の「新米ギャング」と「チカサン(友達)」を観る。
「新米ギャング」は、銀行強盗犯をララミーまで護送することになったジェス(ロバート・フラー)が、盗んだ金を取り返すために襲ってきた強盗犯の仲間と対決する物語。デイジーおばさん(スプリング・バイントン)とシャイアンの町へやって来たジェスは、保安官事務所から逃げ出そうとしていたデボン(リン・マッカーシー)を捕まえたことから、保安官に頼まれて駅馬車でララミーまで護送することになります。デボンはララミーの銀行を襲った強盗犯で、彼が隠した金を奪おうと仲間の強盗団が駅馬車を待ち構えています。駅馬車の他の乗客は初老の男、酒場女(ルタ・リー)、刑務所長(テッド・デ・コルシア)、それに馭者がデンバー・パイル。強盗団の仲間にL・Q・ジョーンズがいて1960年代の海外ドラマでは見慣れた顔ばかりです。画像は、ルタ・リー。犯罪に手を染めるが改心する女性役が多かったですね。このエピソードでもデボンと盗んだ金を持って逃げようと考えますが、デイジーおばさんに諭されて改心します。
「チカサン(友達)」は、傷を負ったインディアンの少年(ロバート・ブレイク)を救ったジェスが騎兵隊とインディアンの紛争を調停する物語。ロバート・ブレイクは70年代のニューシネマ時代に、『冷血』や『夕陽に向かって走れ』で頭角を現しています。インディアン少年を執拗に追いまわし、父親の酋長を殺そうとするインディアン狩りの男の役でアーサー・ハニカットが出演していましたが、彼の悪役というのは珍しいです。