もう一人の主役

nostalji2015-03-26

懐かしのテレビ西部劇『ララミー牧場』の「草原に賭ける男」と「裸足の少年」を観る。
「草原に賭ける男」は、野生馬を集めていたスリム(ジョン・スミス)が、牛追いのカウボーイとモルモン教徒の土地争いを解決する物語。マイクのために野生馬と一緒にいた白馬をスリムが捕まえますが、その馬はモルモン教徒の指導者である牧師(フランク・オヴァートン)の娘のものだったため、モルモン教徒の村に連行されます。モルモン教徒は牛を追うカウボーイたちと対立しており、スリムをカウボーイの仲間と間違えたのね。カウボーイのリーダー(バートン・マクレーン)の息子(ウィリアム・ウェルマン・ジュニア)と牧師の娘は惹かれあっており、牧師にかわって指導者になろうと考えている悪党が話し合いにきたリーダーの息子を撃ったことから……
ララミー牧場』は、スリムとジェス(ロバート・フラー)の二人が主役でしたが、圧倒的にジェスの人気が高く、『ララミー牧場』といえばジェスといった感じです。意気に感じて行動するジェスに対して、理性的に物事を判断する優等生タイプのスリムは、日本人好みじゃなかったのかもしれません。
「裸足の少年」は、メキシコ人に偏見を持っている判事によるが不当な判決で死刑になるメキシコ少年をジェスが救う物語。ララミーに帰る途中のジェスは、自分の馬を盗んだホアン(ラファエル・カンポス)を捕まえて懲らしめのために保安官に引き渡します。ブタバコに2〜3日いたら反省するだろうと考えていたジェスでしたが、ホアンは裁判にかけられて死刑。ジェスはその判決に憤り、ホアンを助けるために活動するので〜す。