行きづまりか

nostalji2015-07-15

録画していた海外ドラマ『24リブ・アナザー・デイ(全12話)』を観了。シーズン8から4年後、ロンドン滞在中の米大統領暗殺計画の情報をつかんだジャック・バウアーが、CIAに拘束中の元部下クロエを助けだし、無人爆撃機によるテロ活動を阻止しますが、爆撃機乗っ取りに使われた装置が新たなテロリストにわたり米中戦争の危機へ。
全12話ですが、1時間1話で進んでいき、最終話のラストで12時間後に飛び、“24”ね。物語はテロ阻止の後に続くロシア政府の暗躍というシーズン8と同じような構造をしています。大統領の真意を解せずに勝手な行動をする補佐官、CIA内部にいる裏切者、後半に突如として登場するかつての宿敵、愛する女性の死と復讐、ジャックがクロエの協力関係など大筋に変化はありません。シーズン8から4年かけての続編ですが、出来は今イチですな。今回も続編を期待させる終わり方でしたが、脚本家は苦労するでしょうねェ。
蛇足:米潜水艦が偽の命令書で中国空母を撃沈し、報復に中国艦隊が沖縄に接近。米大統領が沖縄から12カイリ内に入ったら攻撃すると中国主席に言うんですが、沖縄は日本の領土だよ。日本と共になら解るけど、日本政府に連絡するシーンはなし。沖縄を米領土とみなした完全に手抜きで〜す。