ああ勘違い

nostalji2015-08-04

録画していた『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013年/監督:ジョナサン・グレイザー)を観る。
“宇宙で最も美しく、最も危険が捕食者(エイリアン)”“スカーレット・ヨハンソンが初のフルヌードに挑んだSFスリラー”とあったものだから、『スピーシーズ』のような映画を期待したのですが、わけのわからん作品でした。
スコットランドの街中で、妖艶な美女(スカーレット・ヨハンソン)に誘われて男が次々に姿を消します。彼女は美女の皮をかぶった地球外生命体だったのね。顔に障害を持つ男との出会いをきっかけに、人間的感情を持つようになり……
スコットランドの寒々とした冬の世界と、孤独に放浪する美女エイリアンの心象をマッチさせたシュールな映画です。SF文学作品といった感じですな。はっきり言って、面白い映画ではありません。小出しにして見せていくスカーレット・ヨハンソンは、客席から「早く見せろ」とヤジが飛ぶような昔のストリップを観ている感じで〜す。