昨日に続き

nostalji2016-04-16

友人が送ってくれた『ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども』(1961年・ニュー東映/監督:小沢茂弘)を観る。
ヒマラヤに雪男(羅生門綱五郎)が現れ、各国の探検隊が襲われます。この雪男を土門博士(片岡千恵蔵)率いる日本隊が捕まえるのね。ナイトクラブの社長・大竹(山形勲)は雪男を殺そうと羽田で待ちうけますが、雪男が何者かに狙われていることを知っている土門は雪男を港から上陸させます。土門は自宅に雪男を隠しますが、新聞記者の土門の妹・道子(佐久間良子)が浴室にいる雪男を見つけ、知らせを聞いた同僚で恋人の早田記者(江原真二郎)が新聞発表。大竹のキャバレーでジーナ(筑波久子)と雪男のショーをしていたボリショイの熊三(進藤英太郎)は、大竹から雪男を殺すように命じられますが、土門と接触しているうちに土門に味方するようになります。雪男会議が開催されることになり、チャン博士(三島雅夫)が中止を叫びますが、土門が現れチャンの悪事を暴きます。チャンは大竹に命じられてヒマラヤでウラニウム鉱山を発見し、案内人のシェルパを皆殺しにしたのね。雪男はその目撃者で、大竹とチャンは逃亡を図りますが、大竹を内偵していたインターポールの刑事(水谷良重)と土門の前に大竹一味は壊滅。
トンデモ物語を真面目に作ったヘンテコ映画です。千恵蔵御大はライフル(ウィンチェスターらしき物)をやたらブッ放し、相手がコロコロ倒れてくれるアクション映画。話のタネとして楽しめる作品で〜す。