サザエさんをさがして

nostalji2016-10-22

シンガポール旅行をバックデイトで日記にアップした後、録画していた東宝映画『サザエさんの脱線奥様』(1959年/監督:青柳信雄)を観る。
サザエさん江利チエミ)は念願の社宅に入居ができ、マスオさん(小泉博)との新婚生活を楽しめると思いきや、マスオさんの会社の同僚(由利徹南利明・八波むとし)が新居祝いに押しかけてきたり、マスオさんは大阪へ長期出張とストレスがたまります。マスオさんから大阪へ来いとのハガキが届き、サザエさんは叔母夫婦(アチャコと浪花千恵子)の家へ。特急列車の食堂車の中で、見合いに行くという花村専務(森川信)の娘で親友のむつみ(雪村いずみ)と出会います。叔母さんの家で、サザエさんは見合いを断りたいと言っている久地良太(宝田明)と会い、太がむつみの見合い相手でむつみも見合いを嫌がっているので、見合いを壊そうと考えるのね。サザエさんは、太とむつみを会わせ、二人で見合いを壊す相談をするようにたきつけますが、二人は気が合い……
シリーズ七作目で、アニメと異なり、サザエさんは、お父さん(藤原鎌足)・お母さん(清川虹子)・カツオ(白田肇)・ワカメ(猿若久美恵)と別れて暮らしています。カツオも小学生でなく中学生。実家に行って、脱線ぶりを見せます。太の家の番頭が芦屋雁之助、丁稚が大村崑茶川一郎芦屋小雁で、テレビの人気コメディ『番頭さんと丁稚どん』のギャグを見せてくれます。他にも、佐々十郎や平凡太郎、逗子とんぼといった懐かしのコメディアンが出ていますよ。4コマ漫画的ギャグと江利チエミの歌の定番通りの展開で〜す。