本日も

nostalji2016-11-24

友人が送ってくれた西部劇DVD『サドル・トランプ』(1950年/監督:ヒューゴ・フレゴネーズ)を観る。4人の男の子の面倒をみるはめになったサドル・トランプ(鞍にまたがった放浪者)の物語です。
自由に生きるためにカリフォルニアに向かっていたチャック・コナー(ジョエル・マクリー)は、旧友のスリムを訪ねます。コナーの馬(銃声で暴れる習性がある)で見回りに出たスリムが落馬して死亡したため、残された4人の男の子の面倒をみることになるのね。コナーはヒギンズ(ジョン・マッキンタイア)の牧場で働きはじめますが、ヒギンズは大の子供嫌いで、子どもたちは牧場から離れたところで幌馬車に野宿。コナーが食物を運ぶと、乱暴な叔父(エド・ベグリー)から家出してきたデラ(ワンダ・ヘンドリックス)が子どもたちの世話をしています。ヒギンズと隣の牧場は、牛を盗んだ盗まないで紛争中。コナーは、牧童頭(ジョン・ラッセル)が隣家の牧童頭と結託して牛を盗んでいるのをつきとめますが……
実生活でもジョン・マッキンタイアの妻であるジャネット・ノーランがヒギンズの妻を演じており、肝っ玉かあさん振りを見せてグッド。全編にユーモアがあふれ、ほのぼのとしていて私は気に入りました。銃声で暴れる馬の設定は面白かったので、コナーがヒギンズの牧場で働くようになってからも見せて欲しかった(例えば、悪人が知らずに乗って振り落とされる等)ですねェ。