懐かしのテレビ西部劇『ララミー牧場(シーズン1)』の「夜明けの処刑」「守る者たち」「鞍と拍車」を観る。
「夜明けの処刑」は、銀行を襲ったビリー(ベン・ジョンソン)が捕まりますが、保安官助手は撃ち殺され、保安官も負傷したことから代理でスリム(ジョン・スミス)が保安官、ジェス(ロバート・フラー)が保安官助手になりますが……
ベン・ジョンスンが珍しく悪役でした。ビリーの昔の恋人役でグロリア・タルボットが出演。当時放送されていたテレビ西部劇に、必ずといって顔を見せていた女優でしたね。
「守る者たち」は、牧場主と入植者の対立を煽って土地を手に入れようとするクレイグ(ビンセント・エドワーズ)が牧場主を殺したことから、スリムとジェスは牧場主が雇った殺し屋から入植者を守ろうとしますが……
牧場主と入植者の対立は西部劇では定番ですが、牧場主の不倫妻が事件に絡むのが一興です。後年、『ベン・ケーシー』で大人気となるビンセント・エドワーズが悪役で出演。
「鞍と拍車」は、牛の買手を見つけにネブラスカ州に行ったスリムとジェスが、町民と敵対しているテリー(ビバリー・ガーランド)牧場の牧童をこらしめたことから保安官になり……
テリーの牧場を狙う町の有力者たちが牧童を買収して悪評を立てていたんですな。スリムとジェスが真相を暴くので〜す。