第一部の続き

nostalji2016-12-26

DVDボックス『七色仮面(第1部:コブラ仮面)』の「死の追跡」(1959年10月27日公開)と「南海の凱歌」(1959年11月3日公開)を観る。
七色仮面(波島進)の通報により山本警部(富田浩太郎)率いる警官隊がコブラ仮面(安藤三男)のアジトを急襲しますが、一味は第2アジトへ逃亡。情婦のユミ(三條美紀)と香港から帰国した倉沢(沢彰謙)は、裏切り仲間の海堂(松本染升)と手を組みますが、コブラ仮面と手を組んだ木ノ村(陶隆)が、マヌケな探偵・金有左門(藤山竜一)と助手の三子(小林裕子)を利用して倉沢と海堂を逮捕させます。七色仮面の提言で山本警部は木ノ村を尾行しますが、コブラ仮面の手下たちに邪魔をされ木ノ村は逃亡。しかし、七色仮面が鉄(岩城力)を捕まえ、鉄に変装してコブラ仮面のアジトに潜入しますが正体がばれ……
海堂と倉沢はユミの助けで脱獄し、コブラ仮面と手を組みます。七色仮面の通報をうけた警官隊がコブラ仮面のアジトを急襲。木ノ村は倉沢に殺され、七色仮面は万吉(潮健児)を捕らえるものの、コブラ仮面たちに逃げられます。第1アジトに戻ったコブラ仮面を、蘭探偵の助手だった大八少年(藤倉伸也)が見つけますが、コブラ仮面に捕まりそうになり、七色仮面が救出。コブラ仮面はアジトを爆破し、コブラ仮面に撃たれた海堂は娘の純子(香山光子)に罪を悔いて死にます。財宝が隠された島に向かうコブラ仮面の船に七色仮面も乗り込み、財宝を見つけたコブラ仮面たちは七色仮面と駆けつけた警官隊によって捕まります。
財宝の隠し場所を互いが裏切らないように各人が分かれて情報をもっているため、コブラ仮面は裏切者と手を組んだり、裏切者同士が仲間割れをおこしたりと、子供向けドラマにしては複雑なストーリーになっています。七色仮面の変装(七変化)は、悪党たちをビックリさせるだけで、あまり意味はないのですが、子供たちにはそれが楽しかったので〜す。