本日も

nostalji2017-01-11

西部劇DVD『ロンサム・ダブ(全4回)』(1989年/監督:サイモン・ウィンサー)の第3回「大平原」を観る。
ジェイク(ロバート・ユーリック)が加わった悪党仲間は殺人を楽しむ凶悪集団で、彼らに殺された死体を発見したガス(ロバート・デュバル)とコール(トミー・リー・ジョーンズ)は、ディーツ(ダニー・グローヴァー)に彼らの後を追わせ、捕まえてジェイクたちを縛り首にします。キャトルドライブはオガララに近づき、ガスはコール、ニュート(リック・シュローダー)、ロリーナ(ダイアン・レイン)を連れて、昔の恋人クララ(アンジェリカ・ヒューストン)の家を訪問。そこでジュライ(クリス・クーパー)と再会します。昔の恋人に会いに行くジュライの妻エルミラ(グレン・ヘドリー)はクララの家で産気づきジュライの子を産みますが、赤ん坊を捨ててオガララへ行き、追ってきたジュライはエルミラと別れてクララの牧場で働いていたんですな。ロリーナはクララの家に残り、キャトルドライブはモンタナを目指して出発。インディアンに盗まれた馬を探しに行ったディーツが盲目のインディアン少年を助けようとして、攫われると誤解したインディアンの若者に殺されます。
リアルタイムで観た時に、追跡の名人で心優しいディーツが誤解から殺されたのにショックを受けましたが、今回わかっていても悲しくなるシーンです。親友であるジェイクを縛り首にしなければならなかった心に受けた傷が死に継がっていることを暗示させています。ジュライの妻エルミラの死も描かれており、第3回は人の命の脆さと重さを感じさせてくれま〜す。