昨日に続き

nostalji2017-03-08

友人に送ってもらった東映時代劇『続々・獅子丸一平』(1956年/監督:萩原遼)を観る。川口松太郎の原作を松山善三が脚色したシリーズ第三部。
父の帝にも会わず京を去る獅子丸一平(中村錦之助)を、京都所司代・阿部播磨守(市川子太夫)の手勢が襲います。獅子丸は伯父の天満屋の船で薩摩へ。島津斎宣(宇佐美淳也)は帝との関係を深めるために獅子丸と上洛。途中で甲斐家再興を願う不知火姫(高千穂ひづる)と出会います。獅子丸と帝を対面させようとした仲小路金吾(加賀邦男)を阿部播磨守が暗殺。獅子丸は襲ってきた播磨守を斬り、不知火姫の住む島に逃れます。しかし、播磨守の息子・由景(片岡栄二郎)から挑戦状が届き、果し合いに臨みますが、敵の眼潰し攻撃により失明し……
獅子丸が失明するシーンは、はっきり憶えていました。眼が見えなくても強いといのは、何だかカッコ良くってね。『紅孔雀』の浮寝丸(東千代之介がカッコ良かった)や、『大菩薩峠』の机龍之介は私にとってヒーローキャラです。とは言っても、第一部では千原しのぶ、第二部では久我美子、第三部では高千穂ひずるに惹かれる恋多き獅子丸のキャラは好きになれませ〜ん。