録画していた『テラフォーマーズ』（２０１６年／監督：三池崇史）を観る。貴家悠：作、橘賢一：画が原作の人気コミックを実写化した日本製ＳＦアクションです。
人間が火星に移住できるようにするために５００年前に火星に放たれた生物を駆除するため、１５人の隊員が火星にやって来ます。そこで彼らが目にしたものは、ゴキブリが進化したテラフォーマーと呼ばれる人間型生物。高い身体能力とパワーに加え、互いに意思疎通できる知性を持ち合わせ、侵入者である人間を次々に瞬殺していきます。テラフォーマーに対抗するために、隊員たちには昆虫のＤＮＡが組み込まれていて、覚醒剤を注射することで昆虫人間に変身し、超人的パワーを発揮しますが……
三池崇史作品だけあってキャストは充実していますが、中身は酷過ぎ。火星に到着するまでは登場人物の説明的セリフが長々と続き、バトルが始まるや変身能力については逆に説明不足。１回の注射で変身能力がどのくらい持続するかわからず、適当に注射している感じね。昨日の『カリキュレーター』以上に御都合主義的展開で、ツッコミどころ多すぎです。唯一良かったのは、如何でもいいようなメッセージ性がなかったことで〜す。
明日から北陸旅行に行きますので、日記は５日間休みます。
