昨日に続き

nostalji2017-08-22

録画していた『グランド・イリュージョン/見破られたトリック』(2016年/ジョン・M・チュウ)を観る。奇想天外なマジック・ショーと不可能犯罪を同時に行うフォー・ホースメンの活躍を描いた続編です。
アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)・メリット(ウディ・ハレルソン)・ジャック(デイヴ・フランコ)、それにヘンレイに代わって新たなメンバーとなったルーラ(リジーキャプラン)のフォー・ホースメンは、巨大IT企業オタク社の個人情報をめぐる不正を暴露しようとショーを仕組みますが、天才エンジニアのウォルター(ダニエル・ラドクリフ)に阻止されます。捜査陣に追われたホースメンはウォルターの罠にはまり身柄を拘束され、世界のあらゆるシステムにアクセス可能となるチップをオタク社から盗み出すように脅迫されるのね。FBIのディラン(マーク・ラファロ)は正体がバレ、サディアス(モーガン・フリーマン)に協力を要請して、行方不明となっているホースメンを捜しますが……
父親(マイケル・ケイン)のために主人公たちに罠をかけるダニエル・ラドクリフは悪役といっても可愛いもの。前作とくらべると緻密さがなくなり、大雑把な内容になっています。ラストで明かされるモーガン・フリーマンの正体なんて、取ってつけた感じで褒められたものでありません。前作のアイラ・フィッシャーと比べるとリジーキャプランは魅力ないし、前作で存在感のあったメラニー・ロランが出演していないのは、寂し〜い!