続きで

録画していた『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』(2009年/監督:パトリック・アレサンドラ)を観る。リュック・ベンソンが脚本・製作による『アルティメット』の続編です。
前作から3年後、パリ郊外のバンリュー13街区は相変わらず無法地帯。そんな中、警官射殺事件がおこり、政府は13地区の一掃に乗り出します。それは、外国デベロッパー会社へ土地払い下げを画する秘密保安介入局長官ガスマン(ダニエル・デュバル)の陰謀で、邪魔になる潜入捜査官ダミアン(シリル・ラファエリ)に罠をかけて投獄します。ガスマンの陰謀を知ったレイト(ダヴィッド・ベル)はダミアンを脱獄させ、二人はガスマンの陰謀の証拠をつかんで大統領(フィリップ・トレトン)に届けようとしますが……
前作では見応えあるアクションだったパルクールですが、2度目となると驚きが薄れます。それを補うには物語の内容アップしかないのですが、前作より面白くありません。カー・アクションや爆破シーンなど派手になっていますが、肝心のスピード感が落ちており、前作より格段に劣ります。コロナ関係のニュースで見たのですが、移民などの貧困層が集中している13街区のような地区がパリ郊外に実際にあるんですなァ。

f:id:nostalji:20200525173057j:plain