ダビングして持ってきた『ザ・コンサルタント』（２０１６年／監督：ギャビン・オコーナー）を観る。異色のアンチヒーローが活躍する犯罪アクションです。
田舎町の会計士クリスチャン・ウルフ（ベン・アフレック）は世界中の犯罪組織の裏帳簿を仕切る天才的頭脳を持った会計士。そして最強のファイターにして命中率１００％を誇るスナイパー。そんな彼に大企業から財務調査の依頼がきます。経理課のデイナ（アナ・ケンドリック）が不正を見つけ、報告を受けた社長のブラックバーン（ジョン・リスゴー）がウルフに依頼したのね。ウルフは隠されていた膨大な金額の不正を発見しますが、依頼は一方的に打ち切られ、ウルフとデイナは命を狙われます。真相を見つけたウルフは反撃に転じ……
主人公が他人との交流ができない高機能自閉症という設定がよく、障害者は健常者よりもある分野においては優れているんですな。少年時代の回想シーン（伏線になっている）を並行的に描くことで、説明過多になっていないのがグッド。最後までワクワクできました。魅力的な主人公ということで、続編が作られるようで〜す。
