今週のテレビ

nostalji2017-12-17

日曜日は、1週間のテレビ番組チェックの日。今週は多くのドラマが最終回を迎えます。
本日は、NHK大河『おんな城主 直虎』の最終回。知名度が低く、史料も乏しい主人公でしたが、森下佳子の脚本が良くて楽しめました。史料に書かれていることだけなら小野政次は井伊家を乗っ取った悪い奴というイメージですが、真逆の解釈してドラマチックにしたのは見事。イケメン男たちとの恋模様も、歴史ドラマというより歴史フィクションですな。
歴史フィクションといえば、平日帯放送している韓国時代劇『花郎ファラン)』(BS−TBS)が19日に最終回。6世紀の新羅を舞台に、花郎たちの愛と成長を描いた青春時代劇です。花郎は24代王・真興時代に創設された新羅に実在した組織。真興王(パク・ヒョンシク)の若き日を大胆にアレンジし、血気盛んな若者ソヌ(パク・ソジュン)と、美しい娘アロ(Aro)をめぐる恋の対決や権力闘争が描かれます。『トキメキ☆成均館スキャンダル』以降、この手の青春時代劇が増えましたなァ。
22日はBSプレミアムの金曜時代劇『赤ひげ』が最終回。毎回重い内容ながら、丁寧な作りで見応えがありました。赤ひげ役の船越英一郎のセリフ回しがどことなく三船に似ていま〜す。