時代劇から

nostalji2018-01-13

今週観たのは、『西郷(せご)どん』『幕末グルメ・ブシメシ!2』『大岡越前4』の初回と、SPドラマ『必殺仕事人』、『池波正太郎時代劇』の「狐と馬」「医者と毒薬」。
『西郷(せご)どん』は、西郷隆盛の妻・糸(黒木華)が西郷さんの銅像を見て、「こんな人じゃ、なか!」というシーンから始まります。これまでの西郷隆盛とは違う物語ということを意図したオープニングですな。内緒で国許に帰っていた島津斉彬渡辺謙)と少年時代の西郷さん(渡邉蒼)との出会いが描かれるんですが、もろフィクション。江戸には影武者を置いてきたという斉彬のセリフには、歴史ファンは目が点になるでしょう。ライト感覚な物語設定は、重厚な大河は期待できず、評価が分かれる(多分、不評)でしょうなァ。
『幕末グルメ・ブシメシ!2』は、前シリーズで手柄を立て、若君の側用人となって天狗になった伴四郎(瀬戸康史)の失敗から始まります。料理は食べる人を思って作るもの。江戸時代のグルメが注目されるようになったのは、池波正太郎の“鬼平犯科帳”などの一連のシリーズからだと思うのですが、最近は時代劇には欠かせない素材になりましたね。
大岡越前4』は、ベタベタの人情劇ですが、笑いと涙が調和していて私は好きですねェ。東山紀之だけでなく、傍役陣が充実していてグッド。
『必殺仕事人』は、小五郎(東山紀之)の過去がわかるエピソードでしたが、藤田まこと野際陽子のCG出演が面白いくらいで、内容は今イチ。
池波正太郎時代劇』は、物語は面白いのですが、若手俳優の着物姿がまるで成人式みたいで相変わらずサマになっていませ〜ん。