最後の東山

録画していた年末時代劇スペシャルの『大岡越前~大波乱!宿命の白州~』と『必殺仕事人』を観る。

大岡越前~大波乱!宿命の白州~』は、評判の良い町医者(榎木孝明)が殺され、下男の直助(ゴリ)が捕まります。唯一の目撃者である下女のおつや(南沢奈央)はショックで記憶喪失。直助は、自分は権兵衛と言いはり、越前(東山紀之)を翻弄。事件の背景には赤穂浪士討入りにまつわる哀しい人間模様が深く関わっており……

5代将軍綱吉の後、吉宗が8代将軍になるまでは僅か7年で、赤穂浪士の討入りから20数年後ということに納得。赤穂浪士討入りの因縁話が中心なので、捕物帳の面白さはありません。これまでの東山の大岡越前の中では一番つまらなかったです。

『必殺仕事人2024』は、1年に1回といった感じで製作されているお馴染みの時代劇。今回は、セクハラ問題と工事の偽装問題を扱っています。渡辺小五郎(東山紀之)たちレギュラー仕事人に、松下奈緒の髪結い・棗が加入。ラストは渡辺小五郎と人斬りを楽しみにしている流しの仕事人・雪丸中尾明慶)の対決。

東山の引退で、両シリーズとも終了するんでしょうね。しっかりした時代劇の演技ができるスターだっただけに惜しいで~す。