映画音楽が好きで

nostalji2018-01-14

SNSの友人から教えてもらった細野晴臣:著の『映画を聴きましょう』(キネマ旬報社:2017年11月15日初版発行)を読了。映画音楽についての想い出と蘊蓄、映画について語っているエッセイです。著者と私は同世代なので重なるところが多く、楽しい一冊でした。西部劇やSFが好きだったというのは、私たちの世代では共通する話題ですね。
楽家の著者と異なり、私が映画音楽を聴きいったのは、1970年代前半(昭和40年代)までの作品。以後の作品で音楽を聴いて題名が出てくるのは、『スターウォーズ』や『ロッキー』など数えるほどしかありません。理由は耳にする機会が減ったから。映画音楽家ジョン・ウィリアムズくらいです。ニューマン・ファミリーについて書かれているのですが、私が知っているのはアルフレッドとライオネルだけで、第二世代のランディについては全く知りませんでした。
昔は、映画は観ていなくても音楽だけを知っているものがたくさんありました。ヒット曲として流れていたんですよ。著者も挙げている「日曜はだめよ」とか「誘惑されて棄てられて」とかね。スタンダードな曲として知られている「禁じられた遊び」を私は観ていないのですが、曲は知っていてもこの映画を観ている人は果たして何割いることやら。
記憶を呼び起こしてくれる内容に、感謝、感謝で〜す。