観るものがなくて

nostalji2018-02-04

録画していた『スモーク・アンド・ミラーズ1000の顔を持つスパイ』(2016年/監督:アルベルト・ロドリゲス)を観る。1990年代にスペインで実際に起こった「ロルダン事件」をモチーフにしたスペイン映画です。
かつて世界を股にかけて暗躍した元スパイのパエサ(エドゥアルド・フェルナンデス)は政府に裏切られて国外生活を余儀なくされた過去を持っています。国に戻って来たパエサは、内務省の公金15億ペセタを横領した政府高官のルイス・ロルダン(カルロス・サントス)から、自分と横領した金を守ってくれるように依頼され、3億ペセタの報酬で国家を相手にした犯罪に着手。ロルダンの財産が政府に押収される前に処分し、横領した金は秘密口座へ移動。ロルダンを海外へ逃亡させますが……
スパイ時代の人脈と謀略経験を駆使した頭脳ゲームの面白さがあります。アクションシーンはなく、物語がたんたんと展開するので、ハラハラドキドキ感は今イチですね。この手の映画は好きなので、最後まで楽しめました。
母が入院するので、明日から帰省。当分の間、日記は休みま〜す。