どちらも未見で

nostalji2018-03-15

分冊百科マカロニウエスタン傑作映画DVDコレクション”の50号をゲットし、『白昼の大列車強盗団』(1968年/監督:マリオ・カイアーノ)を観る。
革命騒ぎのメキシコで、一攫千金を求めて旅をするグリンゴ(アンソニー・ステファン)とルカ(エンリコ・マリア・サレルノ)が乗った列車が、ボス(ホセ・ボダロ)、ロボ(ロベルト・カマルディエル)、エラクリオ(マヌエル・ザルゾ)を首領とする山賊に襲撃されます。列車にはメキシコ政府が武器を購入するための金貨が積まれており、山賊たちは金貨が入った金庫を強奪。ところが、金庫の鍵は殺された男の死体からグリンゴとルカが手に入れます。二人は山賊たちの後をつけ、拉致された女性エレーヌ(ドミニク・ボシェロ)と金貨を奪い返すべく画策。しかし、山賊たちに捕まり、殺されそうになるところへブラウン(マーク・ダモン)という謎の男が現れ……
コメディ西部劇なのですがアンソニー・ステファンの演技があまりに酷過ぎて別の意味で笑えます。無表情演技?しか出来ないステファンに、ドミニク・ボシェロに一目惚れしてメロメロになったり、山賊たちを巧く騙したりするようなコメディなんて無理なんですよ。ステファンの情けなさと同様に、中身も笑うに笑えない情けない作品で〜す。