原作はコミックだが

nostalji2018-03-26

録画していた『CUTIE HONEY−TEARS−』(2016年・東映/監督:A.T.&ヒグチリョウ)を観る。原作は永井豪の人気マンガですが、それとは全く異質なSFアクションです。
世界はAIに支配され、貧困層が暮らす下層階では富裕層が暮らす上層階から垂れ流される汚染物質に苦しめられています。如月博士(岩城滉一)の娘の記憶を移植されたアンドロイド如月瞳(西内まりや)はAIの支配を逃れて下層階へ逃亡。下層階で育ったジャーナリスト早見(三浦貴大)と出会い、下層階の人々を守るためにAIをコントロールするアンドロイドのジル(石田ニコル)と対決しますが……
富裕層と貧困層に分かれた近未来、貧困層の住む暗くジトジトした下層階、AIによる支配、悩む主人公と、使い古されたハリウッドのマネにガッカリ。キューティーハニーの必然性がありませんな。際立った演出もなく、褒めるところのない作品で〜す。