比較したくて

nostalji2018-03-27

録画していた『キューティーハニー』(2003年/監督:庵野秀明)を観る。原作を活かしてキューティーハニーの活躍をマンガチックに描いています。
如月博士が開発したIシステムの研究を受け継いだ宇津木博士(京本政樹)がシスター・ジル(篠井英介)率いる秘密結社パンサークローに誘拐されます。Iシステムは如月博士の娘の記憶を移植されたアンドロイド如月ハニー佐藤江梨子)に組み込まれており、ハニーは女警部・秋夏子(市川実日子)や新聞記者・早見(村上淳)と協力して、父を殺したパンサークローから宇津木博士を救出すべく戦いを開始。ハニーの行く手には、クロー四天王(及川光博片桐はいり小日向しえ新谷真弓)が現れ……
新しいデジタル表現として実写にアニメーションを組み合わせたハニメーションは、現時点では色褪せてみえますが、当時としてはユニークだったでしょうね。原作のもつマンガチックな面白さが出ていましたよ。何の工夫もない昨日のキューティーハニーより格段に優れています。出演者も能天気な映画に真面目に持ち味を出しており好感が持てます。理屈よりも気軽に愉しむ作品で〜す。