今週はマカロニ

nostalji2018-04-23

マカロニ西部劇『荒野の復讐鬼』(1966年/監督:マウリツィオ・プラドー)を観る。分冊百科マカロニウエスタン傑作映画DVDコレクション”の38号に収録されていたもので、ヤフオクでバラ売りされていたのでゲット。
ボインのネエちゃんのエスメラルダ(ウィル・リンダマー)がレイプされそうになるところを恋人のスリム(ジャン・ルイス)が暴漢男を射殺します。殺された男は町の顔役ラモン(ロバート・ハンダー)の弟で、スリムが後ろから撃ったてんで、スリムの父親を殺し、エスメラルダを拉致。スリムはラモンに決闘を挑みますが、アッサリ撃たれて瀕死の重傷(肌が頑丈だったので死ななかった)を負います。エスメラルダはラモンに脅迫されて結婚に同意。傷が治った(恐るべき回復力)スリムは仲間を集めてラモン一味に対抗します。早撃ち修行(相棒が振り落とす斧より早く銃を抜く)をしたスリムは、ラモンとエスメラルダの結婚式の日に町に乗り込み、ラモンと決闘……
何じゃこりゃ、というストーリーがダラダラ展開するどうしようもない作品です。主演のジャン・ルイスは貧相で、主人公を演じるような役者じゃないですよ。アクションもショボいし、数あるマカロニの中でも最低レベルです。倒産寸前だったダイニチが配給して劇場公開(1971年8月)していますが、安物買いですな。私もとんだ安物買いだったァ。