シーズン観了

nostalji2018-11-02

友人に送ってもらったテレビ西部劇『ブロンコ(シーズン2)』の19話と20話を観る。これにてシーズン2の観了です。
#19「Winter Kill(冬の殺人)」は、リンチされそうになった男をブロンコ(タイ・ハーディン)が裁判所のある町まで送り届ける物語。連邦保安官サンプル(ジョン・リテル)は、リンチされそうになっていたポップ(エドガー・ブキャナン)を助手のブロンコと救い、裁判所のある町まで連行します。ポップは女鉱山主クロウリーバージニア・グレッグ)の息子を殺して金を盗んだ嫌疑をかけられているんですな。ポップの娘が一行に加わり、途中でクロウリー一味に襲撃されます。サンプル保安官が死に、クロウリーの息子を人質にとったブロンコは厳寒の雪の山越えへ。やっと辿り着いた町ではクロウリー一味が待ちうけていましたが、ブロンコが殺人現場で見つけた時計が証拠となって真犯人がわかります。テレビ西部劇『シャイアン』のエピソード「西部の股旅者」と、酷暑の砂漠を厳寒の雪山に変えただけの全く同じ内容です。元々はカーク・ダグラス主演の『死の砂塵』の焼き直しね。
#20「End of a Lope(ロープの端)」は、犯罪者を死んだと見せかけて金を稼ぐ一味をブロンコが捕まえる物語。写真館をしている友人が殺され、奪われた写真から処刑されたはずの犯罪者トラビスが生きていることがわかります。ブロンコはお尋ね者にばけて、トラビスが処刑されたフォートカントの町へ。保安官(ドン・ハガティ)と葬儀屋がグルになって犯罪者から金を取って逃がしていたことがわかります。ブロンコは保安官と葬儀屋の悪事の証拠をつかむため、判事(ヴォーン・テイラー)に相談しますが、判事が黒幕。ブロンコはお尋ね者の犯罪者として処刑されるピンチを招きます。これまでにない新手の犯罪で、なかなか面白いストーリーでした。ブロンコは連邦副保安官という設定。ブロンコは流れ者でなく、何かの仕事に就いていて事件に捲き込まれるというのがシリーズの特徴で〜す。