狼人間の次はミイラ

録画していた『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017年/監督:アレックス・カーツマン)を観る。原案は懐かしのユニバーサル・ホラー『ミイラ再生』ですが、内容はホラーというより冒険アクションです。
2000年前、エジプトの女王になるはずだったアマネット(ソフィア・ブテラ)は、力を求めて闇に落ち、生きながらミイラにされます。軍人でありながら盗掘を副業にしているニック(トム・クルーズ)は、封印されたアマネットの石棺を発見。考古学者のジェニー(アナベル・ウォリス)がニックの悪行を軍にばらし、調査のために石棺をイギリスに運びます。しかし、アマネットの呪いでアクシデントが発生し、ジェニーはニックのおかげで脱出したものの、輸送機はニックを乗せたままロンドン郊外に墜落。石棺は行方不明となり、ニックは死体置き場で蘇ります。ジェニーから報告を受けたモンスター対策組織のジキル博士(ラッセル・クロウ)は、ニックに邪神セトの器としてアマネットに選ばれたことを告知。その頃、アマネットも蘇り、ニックを求めてロンドン中を暴れ回りはじめ……
吸血鬼、狼男、半魚人、フランケンシュタインといった往年のユニヴァーサル・モンスターを復活させるダークユニバースの第1作目ということで、登場するのはミイラとジキル博士(二重人格で悪の化身ハイド氏を薬で抑制している)ね。映像やキャストに金をかけていますが、ストーリーは今イチ。ご都合すぎる展開で、ハラハラドキドキ感はありません。愛は呪いよりも強かったというのが結論。ラストのジキル博士のセリフでシリーズ化を意図しているのがわかりま~す。

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本日より家族で箱根旅行に行くので、二日ほど日記を休みます。