今週はホラーで

録画していた『ゲヘナ』(2017年/監督:片桐裕司)を観る。ハリウッドで特殊メイクアップ・アーティストとして活躍する片桐裕司の監督第1回作品です。
リゾートホテル建設のために開発責任者のポリーナ(エヴァ・スワン)は、設計技師タイラー(ジャスティン・ゴードン)やカメラマンのデイブ(マシュー・エドワード・ヘグストロム)とサイパンにやって来ます。現地コーディネイターのアラン(サイモン・フィリップス)が紹介した場所はジャングルに囲まれた海岸。先住民のペペ(ショーン・スプローリング)を案内人にしてジャングルに入り、先住民が聖地としている洞窟を発見します。恐る恐る中に入った一行は、白骨化した古い遺体を発見し、不気味な老人に遭遇。襲ってきた老人をアランが殺しますが、一行は怪しい地下施設に閉じ込められます。そこは、大戦中の日本軍の基地で……
はっきり言ってお粗末な作品です。遺体を発見し、地下施設で日本兵が現れる前半部分から予想通りの展開となり、驚きも怖さもありません。期待したメイクアップも、少ししか登場しない老人だけ。おどろおどろしいメイクアップが次々出てくると思っていたのにガッカリで~す。

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