録画していた『インデペンデンス・デイ2019』(2018年/監督:ポール・ダドブリッジ)を観る。地球侵略を狙う宇宙人と人類の戦いを描く劇場未公開のSFアクションです。
英国ブリストル上空に巨大な宇宙船が出現。町の住民がパニックになる中、スティーブン(ポール・トンキン)は家族を集めて農場に避難。宇宙船は侵略するわけでもなく、宇宙船から160年前に連れ去られたというエドワード(ダン・ウィンター)という男が降りてきて、スティーブンたちのいる農場を訪ねてきます。エドワードの話によると、地球を侵略する悪い宇宙船が間もなくやって来るので、それを防ぐために戻ってきたとのこと。侵略宇宙人はすでに160年前に偵察にきており、見つかって政府の秘密機関が冷凍保存していたのですが蘇生します。侵略宇宙船は160年前の偵察船を回収するので、エドワードは、それに高性能爆弾を仕掛けて、侵略宇宙船を破壊しようとしますが……
2時間をこえるB級作品なんて初めてです。前半はスティーブンと家族の細々したエピソードが続き、後半になってやっと宇宙船の目的がわかるという仕組み。ウィルスによって侵略宇宙人に操られている人間は出てきますが、肝心の宇宙人は一匹だけ。弟が侵略者の手先にされそうなスティーブンと、友好的な宇宙人の代弁者のエドワードが力を合わせて侵略を未然に防ぐだけの話を、意味もなく長くしただけの作品で~す。