今年最後の読書

川口素生:著の『戦国武将 逸話と謎の真相』(学研M文庫:2007年8月17日初版発行)を読了。

第1章:運命は生まれたときから決まっていた=名将たちの知られざる出自、第2章:ピンチを切り抜け生き残れ=闘将たちの奇想天外な危機脱出法、第3章:目的のためには手段を選ばず=智将たちの大胆不敵な戦略&戦術、第4章:信じる者は救われるか=天皇と武将たちをめぐる信仰&宗教、第5章:夫婦も養子もなってみるまで分からない=当主と姫たちの驚天動地の縁組、第6章:確信犯あり、うっかりもあり=武将たちの意外な素顔&真実、第7章:家臣もつらいよ=主君より有能な家臣たちの逸話、第8章:親子・兄弟でいるのも命がけ=血で血を洗う大名たちの骨肉の争い、第9章:嗜好もさまざま=武将たちの多彩な飲食&健康管理、第10章:ここが人生のクライマックス=武将たちの重要場面、第11章:英雄は死なせてもらえない=珍説もあまたある影武者&不死伝説、第12章:子孫もなかなか頑張った=受け継がれた猛将たちのDNA、という構成。

明智光秀が死なずに天海僧正になったというよく知られている珍説から、細川藤孝が将軍・足利義晴の御落胤だったという私が知らなかった珍説まで、たっぷり紹介しており読み応えがありました。道化六郎左衛門、吉良義昭、渡辺幸庵、判兵庫といった私の知らない武将の逸話もあったりしてね。

今年読んだ本はこれで38冊。そのうちマンガが13冊あるので、来年も月2冊というペースですかねェ。

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