録画していた『アンダーウォーター』（2020年/監督：ウィリアム・ユーバンク）を観る。深海の資源採掘施設を舞台に、未知の生命体と遭遇した人々の恐怖とサバイバルを描いたＳＦホラーです。
資源探査と採掘を行う企業の技術者ノラ（クリステン・スチュアート）は、世界最大深部のマリアナ海溝に設置されたステーションで働いていましたが、大地震でステーションが大損傷します。船室から飛び出してきたロドリゴ（ママドゥ・アティエ）とノラは、緊急時の脱出小型船が収容されている区域に向かいます。途中で瓦礫に埋もれたポール（Ｔ・Ｊ・ミラー）を救出。３人が到着すると、脱出小型船は出発した後で、残っていたのは艦長ルシアン（ヴァンサン・カッセル）、生物学者のエミリー（ジェシカ・ヘンウィック）、作業員のリアム（ジョン・ギャラガー・Ｊｒ）の３人。６人は与圧服を着て、脱出可能な別のステーションに行くことにしますが、途中には謎の生命体が待ち受けており……
金をかけているので安っぽさはありませんが、驚くような趣向はなく、平凡な作品です。深海生物は海洋生物らしさがなく、エイリアンみたいな造形。深海でなく、宇宙が舞台でも構わないようなストーリーは新鮮味がありませ～ん。
画像は、クリステン・スチュアート
