今週は邦画

録画したままだった『記憶屋 あなたを忘れない』(2020年/監督:平川雄一朗)を観る。第22回日本ホラー小説大賞で読者賞を受賞した織守きょうやの小説の映画化です。

大学生の遼一(山田涼介)は、恋人の杏子(蓮佛美沙子)が遼一の記憶を一切失ったことを調べるうちに都市伝説に出てくる記憶屋の存在を感じます。遼一の家に下宿している幼馴染の真希(芳根京子)も幼少期の記憶を一部失っており、弁護士の高原(佐々木蔵之介)に相談。半信半疑だった高原でしたが、高原には記憶屋に消してもらいたいことがあって、遼一と記憶屋捜しを始めますが……

それほど重い内容でなく、ライトノベルのような作品です。出演者も軽い存在だしね。蓮佛美沙子が記憶を消した理由はすぐに予想がつきますが、記憶屋の正体は年齢に疑問があって予想する楽しみがありました。芳根京子の記憶を消したのが誰かがキーになるのですが、一族に代々備わった能力だったとはねェ。トラウマになるような記憶なら消してもらう方が幸せですなァ。

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