続編だったので

録画していた『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(2020年/田中亮)を観る。詐欺師チームが大富豪の遺産を狙って仕掛けるコンゲーム映画です。

大富豪のレイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなり、フウの執事トニー(柴田恭兵)が発表した遺産相続人は3姉弟でなく誰も存在を知らない隠し子のミシェル。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)は、仲間のボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)、五十嵐(小手伸也)と、亡くなった昔の詐欺師仲間の娘コックリ(関水渚)をミシェルに仕立て、フウ家に乗り込みます。遺産相続発表パーティーが行われるシンガポールのホテルに、ダー子と過去に因縁のある詐欺師ジェームス(三浦春馬)やヤクザの赤星(江口洋介)も姿を見せ……

前作で登場人物のキャラがわかっているので、すんなりはいっていけました。騙しのテクニックに緻密さはありませんが、コメディーですからね。感動売りの大甘の結末ですが、気分はグッド。決着ついてからの伏線回収に時間かけすぎがマイナスですが、コンゲーム映画の面白さは出ており、気楽に愉しめる作品で~す。

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