西部劇的雰囲気を感じて

録画していた『ブレイク・タウン』(2020年/監督:ヨーク・アレック・シャクルトン)を観る。相棒を死なせたトラウマを持つ連邦保安官が、町を占拠した武装ギャング団と戦う劇場未公開のポリスアクションです。

かつて凄腕のテキサスレンジャーだったジム(ガイ・ピアース)は、同僚を誤射して死なせたことを後悔して銃を持たない連邦保安官としてホースケイプの町の治安を守っています。そこへ、現金輸送車を狙うディアブロ(デヴォン・サワ)率いる武装ギャング団が現れ、町民たちを教会に監禁。ジムは再び銃を手にし、助手のマット(マイケル・シロウ)と彼らの計画を阻止しようとしますが……

アメリカの警察組織はよくわからなくて、テキサスには現在でもテキサスレンジャーや連邦保安官の組織があって、地元警察とは別に犯罪者を取り締まっているんですね。銃を持たない保安官という設定で、どうやって戦っていくのか期待していたんですが、アッサリ銃で反撃。銃というのがコルト45にウィンチェスターだったのは西部劇ファンとしては嬉しかったですけどね。だけどアクション演出が酷くて全然緊迫感がありません。銃撃戦がショボすぎます。劇場未公開の理由がわかるB級映画で~す。

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