最後に

録画していた『アーカイヴ』(2020年/監督:ギャヴィン・ロザリー)を観る。アーカイヴに記録されているデータを使ってアンドロイドを開発しようとする男を描いたSFドラマです。

ロボット工学者のジョージ(テオ・ジェームス)は、妻のジュール(ステイシー・マーティン)と交通事故にあい、アーカイヴとよばれるシステムでジュールと交流。アーカイヴは死んだ人の記憶を記録し、生きている人のように会話します。有効期間は3年で、ジョージはそこから違法にジュールのデータを取り出し、J1・J2とバージョンアップしたアンドロイドを開発。まるで本物のジュールのようなJ3の完成が目前に迫った時、J2が予想外の行動をとりはじめます。ロボット研究が成果をあげていないということでジョージは会社から解雇通知を受け、秘密の研究室に何者かが迫り……

AIを搭載したJ2が自覚を持ち、主人公に反抗していく物語かと思いきや、ラストに大きなどんでん返しがあります。題名に納得です。登場人物は少なく、舞台も山梨の山奥にある研究所(買収した施設らしくセキュリティが日本語で応答したり、日本語の表示が多くあります)の低予算作品。日本のロボット技術にリスペクトしているのかなァ。

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