最後はスパイ・アクション

録画していた『奥様は、取り扱い注意』(2021年/監督:佐藤東弥)を観る。元特殊工作員の妻と公安の夫婦が地域開発をめぐる陰謀に立ち向かうスパイ・アクションです。

某国の特殊工作員だった菜美(綾瀬はるか)は記憶を失い、公安警察官の勇輝(西島秀俊)と結婚。勇輝は上司(小日向文世)の指示で、エネルギー事業のロシアが関与していると思われる球海市で菜美と暮らします。球海市はメタンハイグレードの発掘をめぐり、環境保護の開発反対派と事業推進派が対立。勇輝は数学教師として働きながら反対派の矢部(鈴木浩介)や五十嵐(六平直政)と親しくなります。メタンハイグレード調査の秘密データの隠し場所を五十嵐は知っており……

国際レベルの陰謀という割に、悪党たちのやっていることがセコいです。暴力団を使って脅すなんていかにも日本的。物語の終わりの方になってロシアの特殊部隊がやってきて、菜美と勇輝のアクション全開。綾瀬はるかのアクションはキレがあって、日本ではアクションのできる数少ない女優の一人といえますね。ブラ・ピとアンジェリーナ・ジョリーの『Mr.&Mrsスミス』と比べると華はありませんが、綾瀬・西島コンビも悪くないで~す。

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