渋い役者だが

録画していた『ザ・ガンマン』(2015年/監督:ピエール・モレル)を観る。アカデミー主演男優賞を2度受賞した名優ショーン・ペンのアクション映画です。
元特殊部隊兵士のジム・テリア(ショーン・ペン)は、グローバル企業に雇われてコンゴで治安維持部隊として活動。しかし、それは表向きであって、裏では企業に敵対する相手を暗殺しています。ジムは病院で働くアニー(ジャスミン・トリンカ)と愛しあっていましたが、コンゴの政府要人を暗殺し、アニーに別れを告げることができないまま国外へ脱出。それから8年後、慈善団体の職員としてコンゴへやって来たジムは何者かに襲撃されます。8年前の暗殺事件に関わっていた仲間が次々に殺されており……
『96時間』で演技派リーアム・ニーソンをアクションヒーローに仕立てたピエール・モレルだけあって、この作品でもショーン・ペンがカッコいい中年アクションヒーローぶりを見せています。先の読める展開でサスペンスが不足しているのと、物語終盤に国際警察の捜査官役でイドリス・エルバが突然現れて、無理やりハッピーエンドにもっていく展開は気に入りませんが、身体をはったオーソドックスなアクション映画として満足、満足で~す。

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