少し古いが

録画していた『バーチュオシティ』(1995年/監督:ブレット・レナード)を観る。現実世界に出てきたバーチャルの凶悪犯と凄腕の元刑事の戦いを描いたSFアクションです。

警官の訓練のために凶悪犯のデータから開発された仮想現実の凶悪犯シド6.7(ラッセル・クロウ)が自我に目覚めます。アンドロイドの肉体を手に入れたシド6.7は電脳世界から現実のロサンゼルスへ逃亡。現実世界で次々に凶悪犯罪を起こします。自分の妻子を殺した犯人を殺して入獄中だった凄腕の元刑事パーカー(デンゼル・ワシントン)に、上司だったコクラン警部(ウィリアム・フォーサイス)は恩赦を条件にシド6.7の捕縛を要請。パーカーは犯罪心理学者のカーター博士(ケリー・リンチ)とシド6.7を追いますが……

現実世界のシド6.7はナノマシンで形成されたアンドロイドで、いくら銃弾をブチ込まれてもガラスに触れると再生するというアイデアは独創的でグッド。バーチャル・リアリティを扱った作品は、以後『マトリックス』などの傑作があって見劣りはしますが、知名度があがる前のラッセル・クロウが演技過剰の悪役ぶりを見せてくれて満足、満足で~す。

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