週に一度は西部劇

西部劇パーフェクトコレクション「西部への旅路」に収録されている『サンダウン銀行強盗』(1939年/監督:デビッド・ハワード)を観る。正義のカウボーイが銀行強盗を捕まえる物語です。

サンダウンの町の銀行が襲われて9万ドル奪われます。頭取のキャメロン(ハワード・ヒックマン)しか知らない金庫の鍵が開けられていたことから、キャメロンが犯人にされ、ダスティ(ワード・ボンド)たちによってリンチにされそうになるところをカウボーイのクリント(ジョージ・オブライエン)が救出。キャメロンの娘ジューン(ロザリンド・キース)と恋仲のクリントは、キャメロンが犯人とは思えず、ゴーストタウンにキャメロンを隠します。クリントは相棒のワッパー(チル・ウィルス)と犯人捜しを始めますが……

犯人一味がどうやって金庫のダイヤル錠のナンバーを知ったのかが謎だったのですが、意外と単純な方法でした。ジョージ・オブライエンはRKOで活躍した戦前のB西部劇スター。チル・ウィルスとはコンビだったようです。少し太目の体型ですが、動きは悪くありません。定番的キャラによる平凡な作品ですが、西部劇愛好の私としては気楽に楽しめました。