今年の大河は

NHK大河の『鎌倉殿の13人』を観了。北条義時を主人公に源頼朝の平家打倒から承久の乱そして義時の死までを描いています。同じ時代を描いた大河ドラマに1979年の『草燃える』がありますが、総集編しか残っていないのが残念。

『鎌倉殿の13人』は、三谷幸喜の脚本なので一筋縄ではいかない内容でしたな。最終回では、来年の大河ドラマ『どうする家康』の家康(松本潤)をプロローグで登場させたりしてね。重々しさはないものの、史実に則り、三谷幸喜らしいユーモアを交えた物語展開は面白かったです。義時役の小栗旬の好演もさることながら、個性的な脇役たちが存在感を出していました。私のお気に入りは義時の妹・実衣役の宮澤エマ。本音をもらすタメ口と捨て台詞に、毎回ニンマリでしたよ。菅田将暉義経もこれまでにないものでグッド。北条時政役の坂東彌十郎は、このドラマで初めて知った役者でしたが、坂東好太郎の息子だったんですね。そういえば目元が親父に似ているな。

最近の大河では上出来といえま~す。