シリーズの復活

録画していた『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021年/監督:ジェイソン・ライトマン)を観る。30年以上前に大ヒットした“ゴーストバスターズ”の続編です。

キャリー(キャリー・クーン)はアパートを追い出されることになり、息子トレヴァー(フィン・ウォルフハード)と娘フィービー(マッケナ・グレイス)を連れて父スペングラー博士が遺したオクラホマの田舎町の一軒家に引っ越します。一帯では活断層もないのに原因不明の地震が頻発。トレヴァーとフィービーは祖父の遺品から、かつてニューヨークで幽霊たちと戦った“ゴーストバスターズ”の装備を発見。やがて廃坑から幽霊たちが出現し……

主人公は科学オタク娘のフィービー。ジェイソン・ライトマンの演出は、幽霊登場までが手間をかけすぎている感じがしますが、父親が監督した前作をリスペクトしているのはよくわかります。幽霊退治のシーンは、ダン・エイクロイドビル・マーレイ、アーニー・ハドソン、それに亡くなったハロルド・ライミスまでCGで登場して嬉しくなりますよ。同窓会的要素が大きいですが、懐かしさと幽霊退治の面白さで成功した続編といえま~す。