飽きもせず

録画したままだった『ドクター・クイン 大西部の女医物語(シーズン2)』の20話~23話を観る。

「迫害者」は、KKK団に狙われるロバート・Eとグレースの物語。

ロバート・E(ヘンリー・G・サンダース)とグレース(ジョネル・アレン)の夫婦が白人たちの住む町なかに家を買ったことから黒人嫌いの銀行家がKKK団を結成。二人に味方するマイクにも嫌がらせ。迫害にも負けないロバート・Eを殺そうとしたことから、ローレンたち町の住民も目覚めます。

ロバート・Eは逃亡奴隷だった過去がある腕のいい鍛冶職人。グレースは自由黒人でカフェ・レストランを営業。二人は「伝道者」のエピソードの時に結婚。黒人たちの住居は町とは別のところにあり、町の住民は二人の仕事を信頼していますが白人が住むエリアに住むことは望んでいません。

体罰」は、体罰をする教師とそれに反対するクインの対立。

ジョンソン牧師の知りあいの女性教師が町の小学校に着任。規則や躾に厳しい女教師を住民は歓迎しますが、子供たちに体罰を与えていることがわかります。体罰を認めるかどうか住民投票することになり、女教師のやり方に一番賛成していた親の息子が教師に暴力をふるって家出。教師は親から厳しく躾けられ、生徒に同じことをしていたんですな。子供に愛情を抱けないことをジョンソン牧師に指摘された教師は町を去ります。

「誘拐(前後編)」は、ドッグ・ソルジャーの戦いにまきこまたクインの物語。

ドッグ・ソルジャーが居留地に食料を運んできた騎兵隊員を殺したことから、カスター(ジェイソン・リーランド・アダムス)率いる部隊がシャイアン討伐にやってきます。カスターはクラウド・ダンシングたち居留地の老人・女・子供を捕縛。クインがドッグ・ソルジャーに捕まり、ドッグ・ソルジャーに加わっていたクラウド・ダンシングの息子がサリーにクラウド・ダンシングたち捕虜の釈放を要求します。カスターは了承しますが、正午までにクインが戻ってこなかったら捕虜を殺すと厳命。クラウド・ダンシングの息子はクインを逃がそうとして仲間に殺され、サリーがクインを救出。カスターはしぶしぶ捕虜を釈放します。

ドッグ・ソルジャーはシャイアン族の白人を敵対視する戦闘部隊。平和主義のブラックケトル酋長やクラウド・ダンシングと反目しています。カスターは非戦闘員であろうとなかろうと平気で殺すインディアン嫌いとして描かれていま~す。