昨日に続き

録画したままだった必殺シリーズの第1作『必殺仕掛人(全33話)』の4話~6話を観る。

第4話「殺しの掟」(監督:三隈研次、脚本:池上金男池宮彰一郎

山形屋金田龍之介)の依頼で音羽屋半右衛門(山村聰)は松永彦七郎(亀石征一郎)の殺しを引き受け、西村左内(林与一)が彦七郎を狙いますが、立ち合いの途中で中根元十郎(大友柳太朗)に止められます。元十郎は左内の少年時代の剣の師匠。千蔵(津坂匡章秋野太作)の調べで彦七郎は妹の仇を捜しており、彦七郎に狙われている御典医河津清三郎)の息子の方が極悪人ということがわかります。左内は彦七郎の仇討ちを手伝い、半右衛門は自分を騙した山形屋を掟通りに成敗。

第5話「女の恨みはらします」(監督:大熊邦也、脚本:池上金男池宮彰一郎

清吉(島米八)たち不良どもに犯されて気が狂った娘の父親の頼みで藤枝梅安緒形拳)が不良どもを成敗。背後には不良どもの分限者の親から金をせしめている与力(草薙幸次郎)と下っ引き(宮口次朗)がいます。半右衛門の妻おくら(中村玉緒)が与力の脅されているのを知った左内が与力を殺害。下っ引きは半右衛門を脅そうとして逆に殺されます。

第6話「消す顔消される顔」(監督:松本明、脚本:山田隆之)

半右衛門が梅安に殺しを依頼した相手(三国連太郎)は人情家と知られている材木商。表の顔と違い、裏の顔は材木を買い占め、放火してボロ儲けする悪い奴。この回から山下雄三が歌う「荒野の果てに」がエンドクレジットで流れま~す。