本日も

録画したままだった必殺シリーズの第1作『必殺仕掛人(全33話)』の7話~10話を観る。

第7話「ひとでなし消します」(監督:松本明、脚本:山田隆之)

依頼人(河村有紀)が事情を明かさないので断った音羽屋半右衛門(山村聰)ですが、依頼人の様子を見ていたおくら(中村玉緒)が調べると、殺す相手である依頼人の夫(中尾彬)は、バクチにうつつをぬかす不良旗本。大店の娘に惚れられ、不義密通を仕組んで依頼人を殺そうとしていることがわかります。家を存続させるために、西村左内(林与一)が切腹に見せかけて成敗。

第8話「過去に追われる仕掛人」(監督:大熊邦也、脚本:安倍徹郎

左内は6年前に悪家老(戸浦六宏)を斬って同志と脱藩したのですが、同志だった松岡(東野孝彦)と再会。死んだと思った悪家老は生きており、松岡から左内の居所を聞き出し松岡を殺害。そして、半右衛門に左内の殺しを依頼。半右衛門は依頼を受けたふりをして、左内が悪家老退治。

第9話「地獄極楽紙ひとえ」(監督:三隈研次、脚本:山田隆之)

公金を使い込みした旗本の妻(笠原玲子)を脅し、寺の住職相手に美人局をしている御数寄屋坊主(神田隆)が殺しの相手。依頼人は旗本の妻ね。藤枝梅安緒形拳)が御数寄屋坊主を、左内がその用心棒を仕留めます。

第10話「命売りますもらいます」(監督:松野宏軌、脚本:國弘威雄

無法者の兄の殺しを依頼にきた男(園井啓介)が、既に死んでいる兄に化けて左内に斬られます。男は借金だらけで、妻子のために命講(生命保険)にかけた保険金が必要だったんですな。江戸時代に生命保険なんてあったのかなァ。